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2022年 11月 10日 併願校の選び方

みなさんこんにちは。

担任助手一年の渡邉一希です!

ついこの間、11月6日には

全国統一高校生テストが行われました。

東進ではこの模試を含めて共通テスト形式の模試は残り2回でした。

次回でラストになるので、生徒の皆さんも本番同様の緊張感

でベストを尽くして頑張って欲しいですね!

自分は試験監督として試験会場に行っていました。

今までは会場まで誘導することが仕事だったため、

自分の校舎の生徒に外で会うと激励することができたのですが

今回は教室での試験監督ということで、

生徒を見つけたとしても会場を管理しなければならないので

話しかけるのは原則禁止でした。

なので直接激励できずに悲しかったのですが

心の中で応援していました!(笑)

それでは、本日は

併願校の選び方について

お話ししていきます!

まず早速ですが、皆さんは模試の際に志望校入力の欄があると思いますが、

全ての欄を使って書いていますか?

そして、本当にその大学学部について調べてから記入していますか?

自分が受験生の頃には必ず模試の前日までには

どの大学・学部を記入するのかを決めていました。

その際に気を付けていたことが

”併願校の選び方”についてでした。

今回はその併願校選びについてのポイントをお教えします!

それは併願校を3つの型に分けて選ぶということです。

これを詳しく説明すると、

①挑戦校

②実力相応校

③安全校

の3つに分けながら決めると良い

ということです。

挑戦校というものは自分の実力よりも少し高い偏差値の大学です。

自分自身が合格できるかは不安であるが、受けて合格する可能性が

少しでもあれば受験する大学・学部といったようなところです。

実力相応校というものは自分が普段の実力があれば受かれるだろう

というような偏差値の大学・学部です。

模試の得点と同じくらいの得点が本番で取れた際に合格できる

レベルの大学・学部がここにあたります。

それから、安全校というものは

自分がどんな状態であっても受かれるだろう!

という程自信がある大学・学部です。

何かあった時にとりあえず抑えで取っておく

といったようなところですね。

この3つの型に分けて選ぶといいですね。

正直、安全校をあまり考えていない人も多いと思います。

「安全校は受かっても行かないから受験しない」

「安全校しか受からなかったら浪人するから別にいい」

こう思っている人もいるのではないでしょうか。

ですが、安全校を受験しておく・合格しておくことには

大きな意味があります。

それは気持ち的なメリットがあるからです。

まず一つは「受験慣れ」ですね。

中学受験・高校受験を経験している人でも

大学受験は必ず緊張します。初めての大学受験校が

第一志望の場所であったりすると緊張して

本来の実力が発揮できない可能性もあります。

まずは安全校から受験して「慣れ」ておくことが大切です。

それからもう一つは

「浪人時代の心の支え」です。

ここからは少し辛い話になります。

安全校を受験しない多くの人は、ここは受かっても浪人する。

と考えていることが多いです。

そのような人たちは自分の実力同等かそれ以上の

大学・学部にしか出願せず、全落ちしてしまうことも少なくありません。

実際に自分と同じ高校、今の同じ大学の同級生にも

そのような人がいました。

その人たちが口をそろえて言うのが、

「自分には成功体験がないから先が真っ暗になる」

ということです。

辛い浪人時代の心の支えになるものが現役時代の学習成績になるわけですね。

「自分は去年この大学は合格していたから」

がモチベーションにつながります。

”何としてでも第一志望校に行きたい人”こそ

この方法での選び方がおすすめです。

「何が起こるかわからない」が大学受験です。

是非、みなさんもこの3つの型に分けて併願校を選ぶようにしましょう!

本日は少し長くなりましたが、これでおしまいです。

それでは!